2023.04.04
面接対策
成功する面接 ~話し方編~
志望動機や自己紹介など、せっかく万全な準備ができていても【話し方】が上手じゃないと
伝えたいことが上手く伝わりません。
・何が言いたいか分からない
・声が小さくて聞き取りづらい
普段はこうはならないのに、緊張のあまりこういった失敗をしてしまう人は少なくありません。
「仕事中もこんな感じなのか?」
「お客様の前でもこうだと厳しいな」
採用担当者の方にこんなことを思わせてしまったら、せっかくの面接の機会が台無しです。
本番でも準備した通りに話せるように、伝えたいことが確実に伝えられるように
【話し方】と【姿勢】の2つの観点に分けてお話していきます。
【話し方】
①“結論から先に話す”
採用担当者の方からの質問には、まず結論から話し出すようにしましょう。
「~~については、△△で、□□なので、私は○○です。」
このように説明から話してしまうと、聞き手にとっては話が長くて結局何が言いたいの分からない印象に感じてしまいます。
せっかく準備してきた回答が準備不足だと思われてしまうことは絶対に避けたいところです。
「私は○○です。それは△△だからです。例えば□□なので、私は○○です。」
あなたが考えている回答をPREP法『結論→理由→具体例→結論』の型にはめて答えられるようにしておくと
聞き手にとっても、あなたの結論について聞く準備ができるのでしっかりと伝えたいことが伝わるようになります。
②“回答の数を最初に示す”
質問に対する回答が複数ある場合は、最初に回答数を示すようにしましょう。
「私は○○、あと△△で、それから□□です。」
このように複数の回答があるにも関わらず、それも示さず話し続けてしまうと
話が長く感じたり、伝えたいことが伝わらなかったり、もはや前半の内容は頭に入らなかったりと、悪循環しか生まれません。
「私は~~について3点あります。
1つ目は○○で、
2つ目は△△で、
最後の3つ目は□□です。」
このように回答数を最初に明確にしてから話すことで、採用担当者の方に『今から3つの話をしてくれるんだ』とあなたの話を聞く体制をとってもらうことができます。
一生懸命話すことも大切ですが、聞き手の聞く環境を整えながら話すことは非常に重要です。
【姿勢】
①背筋を伸ばす
背筋を伸ばして座っているのと猫背で座っているのとでは、随分イメージが違います。
姿勢を正すだけで自然と肩が開き、自信があるように見えます。
また口も大きく開きやすくなるので、あなたの声がしっかりと力強く届くようになります。
②笑顔をキープ
面接に限らずですが、会話をする時には口角を上げて自然と明るい表情が作れるようにしましょう。
明るい表情は好印象を与えることもできますし、自らを落ち着かせられる効果もあります。
面接の時だけ急に笑顔を作ろうとすると不自然さが出てしまうこともありますので、普段からクセ付け出来るように今日から実践しておきましょう。
③採用担当者の目を見る
『目を見て話す』ということはよく言われることですが、実際はなかなか出来ていない人が多いです。
目が合うことは相手に好感を与えることができますので、しっかり意識をして出来るようにすべきです。
目を見て話すだけで入社への熱意を表現することができますし、逆に全く目線が合わない求職者へは
自信が無さそうに見えたり、熱意が低いと勘違いされてしまう場合があります。
これも普段から意識して自然と出来るようになれば、あらゆる場面で有利に働くので普段から意識しておきましょう。
④相手の話に相槌を打つ
面接では、あなたが話す場面ばかりではなく、採用担当者の方から説明してもらったり逆質問に回答してもらう場面があります。
相手から話をしてもらっている場面では、相槌を打つことを忘れないで下さい。
話している最中に全く相槌を打たず無反応で聞いていると「ちゃんと聞いているのか?」「やる気がないのか?」と思われてしまいます。
主に相槌を打つことによって得られる効果は
01. しっかり聞いていることがアピールできる
02. 入社への熱意を伝えることができる
03. 話している相手が気持ちよく話せる
特に相槌を打つことは自分の意思表示だけでなく、相手にとって話しやすい環境を作ることが出来ます。
同時に、人はたくさん話すことで自然に『こんなに話が弾むのは相手に好感があるからだ』と脳内で感じる傾向があると言われています。
採用担当者の方に『話が盛り上がった』と思ってもらうことが出来れば、あなたは【コミュニケーション能力が長けている】という評価を獲得しているでしょう。
実際にコミュニケーション能力については、話す力よりも、【聞く力】の方が重要だという見解が多数を占めています。
面接においては、あなたの熱意を伝えることももちろん重要ですが、採用担当者の方に
『今日の面接は盛り上がった。あの人と一緒に働いたら楽しそうだ』
と思ってもらうことも同じぐらい重要です。
何故なら採用担当者の方は常に、あなたと『もし一緒に働いたらどうなるか』を考えながら面接しているからです。
~まとめ~
今回解説した【話し方】については、面接の時だけでなく人と会話をする時すべてにおいて大事なことです。
面接には日常とは違い“緊張”が発生するので、普段出来ていても突然頭が真っ白になることも少なくありません。
当日こそあなたらしさを出せるように、大事なポイントは押さえておいてください。
採用担当者の方は、あなたの過去の努力よりも、今の姿と将来の姿、の方が断然重要視しています。
『こんな時どうしたらいい?』
『面接対策がしたいが、どうしていいか分からない』
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